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2020.12.02勉強会の報告

第63回秋季日本歯周病学会学術大会に参加しました

お世話になっています、並木です。

寒さが一層厳しくなってきましたが、いかがお過ごしですか?

この、コロナ禍で10月に開催予定だった学術大会がweb方式で開催される事になりました。それに参加させていただきました。内容が盛り沢山なので、その中からいくつかお話させて下さい。

日本歯周病学会学術大会

1 日常臨床におけるデータの収集と管理の重要性について


歯周病での歯科治療は、ブラッシング、クリーニング、歯周ポケット内のお掃除、外科手術等ありますが、マニュアル的な治療では決してないと言うことを教えていただきました。

人それぞれ、身体環境、生活環境も違えば、当然お口の中も違い、同じ治療計画ではないんです。

歯周病は、患者様と私達がともに協力して治療を行っていくことが重要です。

そのためには、治療前と治療経過のデータは、効果が比較できるよう管理していくことが重要です。

データに基づいて治療計画を立て、時には見直しも必要となります。

今現在、医院にある検査データ様式を見直して新しい物に作り変えようと思っていた為、大変勉強になりました

2 糖尿病と歯周病について


歯周病は糖尿病第6の合併症とされ、糖尿病患者さんは、免疫の低下から感染症にかかりやすく、健康な人に比べて歯周病に罹患する割合が高いです。

喫煙者の場合は、さらに歯周病が悪化します。

食事療法が基本となる糖尿病治療において、歯周病で歯が揺れていたり、抜けてしまっている場合は、噛むことができませんから、よく噛んで野菜から先にと食事指導されてもそれが叶いません。

歯茎で押しつぶせる柔らかいお粥や豆腐バナナなど炭水化物に偏った食事になりやすく、早食い、丸呑みになってしまう結果、食後は高血糖のリスクを高ます。

また、歯周病で炎症が続くと、歯周病菌が血管内に入り、その毒素でインスリンの働きが悪くなり、血糖値のコントロールを困難にしてしまいますので、結果糖尿病が悪化します。

歯周病が悪化すると糖尿病も悪化するという悪循環、歯周病が改善されれば、糖尿病も改善されるという点から相互の関係と言われる由来です。

糖尿病と歯周病は、医科歯科連携の代表とされ、医科の主治医、管理栄養士、保健師、歯科医師、歯科衛生士がチーム医療として治療にあたる必要があります。

改めて、私が提供できる知識と技術を今よりもっと身につけることが必要だと思いました。

3 歯科衛生士の役目


重度の歯周病でも、適切なケアで改善することができます。

ブラッシング指導、クリーニング、禁煙指導、歯周病の管理などはもちろん、食生活、環境の変化、ストレス等により、お口の状況はいつも一緒ではありません。

多くの歯科医院が、担当性をとっているのは、歯科衛生士がその変化に気がつくからです。

患者様の生活習慣をサポートし医院で治療計画を立てるとき患者様のバックグラウンドを知るのはとても大切な事です。

歯科衛生士は、お口の健康管理のプロです。お口の健康が全身の健康に繋がる事になります。歯科衛生士として、その役目を果たしていきたいと思います。

4 最後に


今回のテーマは、『歯科医科連携による歯周病リスク管理』でした。

数多くの症例を視聴できたことは、私にとってとても貴重な時間でした。

新たに得た歯周病の知識、糖尿病の知識、食事の取り方、歯周病において患者様に寄り添った治療計画の進め方等、多くの事を学び、患者様に付け加えて、お話させていただく内容が増えました。

知識を増やし、技術を磨き、医院全体でより良い医療を提供していけるよう努力していきたいと思います。

定期検診は、前回の検診で健康な数値であっても、今回はそうとは限りません。

早期発見のためには、3ヶ月に一回はクリーニングと検査をお勧めします。

歯周病でも、そうではなくても、予防をしていく事の意味と、一生を通して噛めることの大切さを、皆様にお伝えできたらと思います。

今後もよろしくお願い致します。

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さいたま市見沼区の土日も診療歯医者|大和田おか歯科医院

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