何があったのかと言いますと、コロナ禍で延期になっていた、山本浩正先生の歯周病のセミナーが、神田で開催されたので行かせていただきました!
ずっとね、待ってたんですこの日を。

1 最初にテスト
会場では、好きな席に座れます。
こういう時、最前列はやっぱり躊躇してしまいますよね。
私は2列目に着席。
ドキドキしていると、いきなりテストから始まりました。

山本先生十八番の⚪️×クイズ形式です。
『できた人はウィンクしてください』
面白い事をサラッと言う先生なのです。
『この東京で一人いました、ほんとにウィンクした人が。』
はい、私でした。

こんな感じで、冗談まじりの楽しい講義がスタートしました。
(後ろに座っとけば良かった!)

2 初診時の検査について
皆様も、歯科医院を来院された際には、レントゲンを撮ったり、お口の中の写真を撮ったり、磨き残しのチェックや歯周ポケットの検査を受けた経験があるかと思います。
今後の検査と比較するための重要な情報として、初診時は、正確にとる必要があります。

いかに数値を間違えないようにするかのポイントをいくつか教えていただきましたので、さっそく医院に持ち帰って実行しようとおもいます。
初診時の検査は一期一会!
と教えてくれた先生がいます。
素敵ですよね?

まさにその通りなのです!
3 自分の課題
この講義のすごいところは、自分の苦手なところがわかるようになっています。最初のテストの正解数で何が不得意かわかるようになっていました。
ウィンクしてる場合ではありません。

私が今後、見直さないといけないのは、プロービングという検査です。
歯周ポケットに目盛りのついた器具を入れて、ポケットの深さ、出血、根分岐部病変の有無を調べるという検査。押し込むと出血したり、深さの数値もオーバーになります。またその逆もあります。
これ、見えないところを器具の先端から伝わる感触を頼りに数値をだすんです。とても難しいんです。

熟練の方でも誤差がでます。
しかも、患者様に痛みを与えてしまう時もあります。

こんなに難しい検査なのに、得る情報は大量です。今一度、自分のプロービング力を改めて見直そうと思いました。

↑歯と歯ぐきのすき間に沿わせて測定するのが望ましい

↑器具の方向が適切でないと出血することもある
4 最後に
知れば知るほど疑問も多くなっていく。
知らない事が多いほど、学ぶことができる。

先生はよく『ペリオバカ』という言葉を使われます。歯周病について学ぶことをやめない人のことです。
私はまだ、つま先程度のバカですが、さっそく医院に帰って、スタッフと見直しをして、前に進みたいとおもいます。

せっかくおか歯科医院を選んで頂いた患者様のために。
おまけ-最近のマスク-
朝、家を出てから
マスクを裏返しにしてたらしく
気づいたのがランチの時間。


マスクぐらいと思いますよね?

でも、この画像のマスクですよ?


しっかり『内側』と書かれてて。


これでウィンクしてたのかと。

ウィンクさえしなければ



今度から良く見てからつけようと、マスクの勉強にもなった並木でした。

セミナーは来週もありますので、乞うご期待!
