皆さんこんにちは
大和田おか歯科医院の歯科衛生士、オガサワラです
先日、本院の歯周病専門医の倉治先生による講習会を受講しました
今回のテーマは〃メインテナンス〃です
本題に入る前に、
現在、衛生士が目指している
「日本歯周病学会の認定衛生士へのケースプレゼンテーション」
をしていただきました
「日本歯周病学会の認定衛生士へのケースプレゼンテーション」
をしていただきました
なかなか大変そうですが自分自身のスキルアップの為、
そして患者様のためにも
みんなで頑張って行こうと思いました
そして患者様のためにも
みんなで頑張って行こうと思いました
1.メインテナンスは歯科治療の1つ
さて本題のメインテナンスですが、
メインテナンスとは
歯周病を再発させず、健康な状態を維持していくための定期的な治療のことです
専門的にはPMTCと言われています
2.メインテナンスの5つの目的
メインテナンスの目的は
(1)歯周治療後の予後判定
(2)歯周病再発・進行の予防
(3)歯周病再発の早期発見と早期治療
(4)患者教育とモチベーションの最強化
(5)全身状態や生活習慣の確認
等があります
↑染めだし液で、磨き残しが分かりやすくなる
3.病院でおこなうメンテナンスの流れ
実際のメインテナンスは、
歯周ポケットの測定、
歯垢の染め出し、
ブラッシング指導(プラークコントロール)
歯ブラシや補助清掃用具を使用しての歯垢の徹底的な除去、
歯面研磨、
フッ素塗布
などを行います
その際、歯周病の再発や、新たな虫歯が無いか等を見極めていきます
4.メインテナンス中の歯磨き指導が大事!
それと同時に
ご自身で、徹底したプラークコントロール(歯のブラッシング)を自宅でおこなえるよう
指導させていただきます
指導させていただきます
ただしそれを行うためには
きちんと来院し続けていただくことが必須条件となり、
患者様に協力していただくことになります
きちんと来院し続けていただくことが必須条件となり、
患者様に協力していただくことになります
せっかく歯周病が改善お口の状態も良くなったのに来院が途絶え、
再来院した際には更に歯周病が悪化しているケースを今まで何十例も見ています
だからといって来院だけすれば良いと言うわけではなく、
自身でのプラークコントロールと
メインテナンスの両立で
初めて歯周病の進行を抑制することが出来るのです
メインテナンスの両立で
初めて歯周病の進行を抑制することが出来るのです
歯周病は非常に再発性の高い病気です
自覚症状が無いと歯科医院への来院はハードルが高いかもしれませんが、
来院の途絶えてる患者様も
是非この機会に再来院をお願いしたいと思います
是非この機会に再来院をお願いしたいと思います
5.まとめ
今回の講習で改めてメインテナンスの重要性を再確認するとともに、今まで自分たちのしてきた事が、間違っていなかったと認識することも出来ました
いつも貴重な講義をしてくださる倉治先生、時間を作ってくださる院長に改めて感謝したいと思います
本当に暑い日が続きます
どうぞ皆様、お身体ご自愛ください