こんにちは!!
歯科衛生士の菊地です。
最近、急に寒くなりましたので、皆様体調などお気をつけ下さい
今回は、この本を読んでみて、感じたことを、書いてみます
1.スウェーデンと日本の歯科事情の違い
予防歯科の重要性は、少しずつですが、国にも認められてきています。
その一つが「8020運動」です。
80歳になったときに、入れ歯無しで、ほとんどの物を食べられる目安を20本とした運動の事です。
その方によりますが、親知らずを抜かして、28本になります。
なので、8本の欠損になります。
1-1.スウェーデンの高齢者は歯を3本しか抜いていない
スウェーデンでは、80歳での欠損の平均は3本になります
つまり、80歳で、25本残っていることになります
スウェーデンの、医学が進んでいるだけではなく、定期検診を受けている人の割合は90%です
2-2.日本は定期健診の受診率が低い!
一方、日本の定期検診を受けている人の割合は5%だそうです
2.歯科衛生士は定期健診で患者様の歯を守るのが責務
歯の寿命を伸ばすためには、定期検診を受けていただいて、その方に合った、クリーニングや、ブラッシング方法、歯ブラシの選択等、私達が正確な知識を持って、少しでも良い状態へ持っていくお手伝いが、出来るようにしていきたいです。
3.まとめ
今回読んでみた本は、基本的な歯周組織や、歯周組織の発生学が、細かく書かれていて、非常に勉強になりました。
全身疾患と、歯周病の関連性についても書かれていて、プラークコントロールの重要性を再確認しました。
また、皆様にお伝えできる内容が増えるように、アンテナを張って、色々なことを、学んでいきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします
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