先日、歯周病専門医の倉治先生のもとで口腔内写真の撮影について勉強会を行いました
1.口腔内写真撮影はお口の中の写真(記録)をとること
口腔内写真は、患者さんのお口の中を一眼レフカメラを用いてユニット上で撮影し、お口の中の記録をとることです
一眼レフカメラはお口の中の細部まで写すことができるので、
自分自身では見えないところの汚れや虫歯などを確認することができます
そして、お口の中の経過を見るためには、画像の明るさ・色調・倍率などを常に一定にして撮影する必要があることを学びました。
2.口腔内写真撮影をする3つの理由
1)数字で評価できない情報を記録するため
2)患者さんへの分かりやすい説明や、動機付け(やる気をあげる)ことに有効
3)患者さんのお口の中の状態の経過、治療効果を見るため
自分のお口の中を手鏡で見るのは限界があります。
その時にカラーで写る口腔内写真があると、自分のお口の中を客観的に見ることができるので
「ちゃんと磨いたつもりが、こんなに汚れが残っていたんだ!」
と、患者さんの新しい気付きやモチベーションにつながります
3.まとめ
今回の勉強会で、口腔内写真撮影の重要さと同時に、難しさを改めて実感しました。
撮影の手技も難しいのですが、患者さんの頬を引っぱったり、器具をお口の中に入れたりなど不快感を与えることが少なからずあります。
学んだことを活かして、なるべく患者さんへの負担を軽減できるように今後も練習を重ねていきたいと思います。
このような機会を設けてくださった先生方やスタッフの方々へ心から感謝いたします。
大和田おか歯科医院
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