このたび歯科ユニット(治療台)を新たに導入することで、こういった問題を改善をしていきたいと考えています
1.タカラベルモントのショール―ムに行ってきました
当医院では3台のユニットを導入しています
すべてタカラベルモントという会社で作られたものになります
タカラベルモントは歯科のユニットだけでなく、美容院の椅子や婦人科の内診台などの他業種の椅子やベッドなども手掛けています
椅子を倒して美容師さんがお客さんの頭の後ろにまわって洗髪をするスタイルを確立したのはタカラさんだそうです
美容師さんの腰を痛めず洗髪できるようになったので皆さん喜んでいるとのこと
美容業界の機械を手がけていた会社だということもあり、タカラさんのユニットの椅子はフカフカしていたりデザインがスタイリッシュな印象があります
2.歯医者は歯科ユニットの何をみる?
2-1.デザインは大切
歯科ユニットのデザインは色々あり、形、色、素材感などで印象が変わります
高級感がほしいときは黒系、ほんわかさせたいときは暖色などを選びます
2-2.椅子のクッション性は腰痛対策になる
フラットのものやふわふわしたクッションのもので、座り心地が違います
硬すぎても腰が痛くなるし、ふわふわしすぎても長時間座ってるとだんだん腰が痛くなるし…意外に塩梅が難しいのです…
2-3.椅子の手すりがあると安全
手すりがあると患者さん(特にお年寄りやお子さんが)椅子から落下するリスクが減ります
あと緊張していると手すりをぎゅっと持って安心する人もいるので、手すりはあったほうが良いですね
しかし、手すりをつけるとデザイン性が大幅ダウンします…どっちをとるかという難しい問題になります
2-4.バキュームホルダーは2つあると便利
バキュームとは口の中の水や唾液を吸う道具になります
これは歯科医師側、アシスト側に1本ずつ吸引ホースがあるのが普通です
しかしユニットによってはアシスト側にホースが2本つけられるものがあります
これの何がよいかというと、口腔外科の治療のときには2種類のバキュームを使いたいので、吸引口が2つあるとすごーく助かるのです!
2-5.ホースの長さは短すぎず長すぎず
歯をけずる道具やバキュームはすべてホースでつながっています
ホースが短いと治療しにくくなり、長いとホース同士が絡まりやすくなったり、床に引きずるので不潔です
ちょうど良い長さというのを見つけるのが意外に難しかったりします
3.まとめ
他にもいろいろな要素があるのですが、歯科ユニット選びはとても難しいです
実際使ってみたら思っていたのと違うこともありますし…
ですので、佐藤遼先生の病院、ファーストデンタルクリニック(公式サイトはこちら)に行って使用感を確かめたいと思います。佐藤先生、快諾してくださってありがとうございます
どのユニットが導入されるか、楽しみにしていてください
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